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エジプト旅行

アスワンからアブシンベルへ

2日もいたアスワンとお別れし、ついに最終観光地であるルクソールに向かう日がやってきました。
朝は午前9時30分のフライトで少しゆっくりです。
アスワン空港へと向かいました。

【アスワンからルクソールへ】
行くと昨日ほどの混雑ぶりはなく、落ち着いていました。

みーちゃんは売店で何かじーーっと見つめています。どうやらエジプト料理の本を発見したようでなにやら交渉しています。
聞いてみるとフランス語の本なので、英語の本はないか探してもらっていると言う事でした。
そうするとなぜか隣の店から英語の本を持ってきました。
エジプトって不思議な国・・・
値段を聞くと100ポンド(日本円で約1700円)と言っています。
とっても高いと思いつつ、写真も豊富で紙質もきれいなので、結局95ポンドで購入しました。
高い買い物でしたがみーちゃんは大満足らしく早速眺めています。

その後、搭乗口に行くとアスワンでみーちゃんが友達になった「他のツアーのガイドさん」とみーちゃんは話していました。
どうやらみーちゃんはアラビア語を話せるためそのガイドさんに気に入られたらしく、彼はとても名残惜しそうに最後の時を過ごしていました。
飛行機に乗る直前、「みーちゃん、マッサラーマ!マッサラーマ!マッサラーーーーマ!」と半分泣きそうな顔で見送っています。
エジプト人って情熱的だなあ、と思う一瞬でした。

〔蛇足1〕
マッサラーマとはアラビア語で「さようなら」です。(ただし、無事に帰れますようにという意味も含まれています)

飛行時間45分ほどでルクソールに到着、6人乗りのライトバンに乗り、昼食を食べに向かいました。

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到着した店は、寂れたような暗い雰囲気の店で、料理の味もあまりおいしいとは思いませんでした。

その後すぐに王家の谷に向かいました。
途中に粘土でできた家がたくさんあります。
そうです、これはヌビア博物館で見た粘土の家が実在するのです。
ガイドさんによると、この人たちはエジプトで一番貧しい人たちだとの事でした。

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そのそばを鉄道が通っています。

ガイドさんによると、この列車はこの地帯の名産で『さとうきび』を乗せて運ぶ列車だと教えてくれました。

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そうこうしているうちに王家の谷につきました。

タフタフ(シャトルトレイン)に乗り、入り口へと向かいます。
しかし、暑い。

この時点できっと45度はあるに違いない(と思っている)。
水が欲しいのですが、近くに売っている場所が見あたりません。
水なしでこの暑さは耐え切れません。
きっと3時間後にはミイラになっています。

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王家の谷の中のお墓をいくつか見学しましたが、どこも写真不可でした。
この王家の谷はレリーフがカラーになっています。
新王朝時代に作成されたため芸術性が高く、描写も更に磨きがかかっているような印象を受けました。中も広く、王様ごとに墓があるため入口の大きさの割には中は広く、見学に時間がかかります。

その後、ツタンカーメンの墓の前まで行きましたが、そこは別料金となっており入口で入場券を買っていなかったため入ることが出来ませんでした。

手前で写真を撮り、王家の谷を後にしました。

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〔蛇足2〕
ツタンカーメンの墓を見たい方は王家の谷の入口であわせてチケットを購入する必要があります。

その後ハトシェプスト女王葬祭殿に行きました。
同行者お腹が痛いと言っています。
少し休んだら?とみーちゃんがいったため、神殿の入口で休むことにしました。
後にこれが大変な事になるとは。。。。

ハトシェプスト女王葬殿は1997年に観光客の狙撃事件があり、日本人を含め多くの観光客が犠牲になった場所です。
現在はツーリストポリスが沢山配置されており、物々しい厳戒態勢をしいています。

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ここは8台の像が残り、赤色をしていたのですが現在はその色ははげて普通の彫刻の色でした。
美しい壁画が描かれていますが中もさほど広くなく、像と礼拝所だけですぐ終わってしまいました。

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しかし、外の景色は最高です。
ルクソール市内や山を一望できます。

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その後メムノンの巨像に向かいました。
ただ、壊れかけの像が野ざらしで2体置いてあるだけでした。
その奥には昔神殿があったそうですが、現在はわずかな跡しかなく、神殿であったことを確認できるだけの要素が残っていません。
周りはひっそりとしてあまり観光地、観光地していません。
5分ほどで見学を終え、すぐにホテルへと向かいました。

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今日はメリキュールインというフランス系のホテルです。室内は極めて快適でした。

同行者はお腹が痛くなって既に動けない状態になっています。
日本の正露丸や整腸剤は全くききません。
極度の下痢と腹痛が彼を襲っています。

あまりにもひどいため、医者を呼ぶことにしました。
医者は30分程でホテルに到着、早速診察をしてもらいました。

注射を3本おしりにうつと、ぐったりしてすぐに寝てしまいました。
どうやら急性の大腸炎のようです。
先生によると彼の患者の多くは日本人で、同じ症状が出ることが多いそうです。
やはり日本人は敏感な国民なんですね。

診察代としてUS50ドルを支払いました。
また、薬はガイドさんが近くの薬局で買ってきてくれました。
エジプトでは処方箋薬でも誰でも簡単に買えます。
後でわかるのですが、このエジプトの薬がまた良く効くんです。
やるじゃないですか、エジプトの薬。

〔蛇足3〕
エジプトに行くと多くの人が下痢になります。
胃腸が弱くない健康な人でも下痢になる可能性は充分あります。
原因は食べ物や水であったり、気候の変化であったりと様々ですが日本の薬はほとんど効きません。軽い場合は日本の薬でも問題ありませんが、つらくなったらすぐに医者にかかった方が結果的にはすぐに楽になります。
値段は場所によって様々なようです。

みーちゃんはみーくんが寝静まった後、インターネットをしようとホテルの電話とパソコンを繋いでいます。
しかし全く音がしません。
フロントに聞きに行ったところ、どうやら外線で電話をかけるには部屋の電話からでなく、フロントにいってかける必要があるとの事。
みーちゃんはインターネットを繋ぐため交渉しましたが、全く受け入れてもらえません。
ただ、電話線を使うだけなのに。。。。

〔蛇足4〕
エジプトでは5つ星ホテル以外、部屋から直接外線電話に接続することは極めて難しいです。
ましてやインターネットを使いたいというのはとても嫌な顔をされます。(理由は不明)

その後、みーちゃんはガイドさんと夕飯を食べに近くまで出かけました。

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そこで、エジプトについていろいろ質問をしてみました。「エジプトでカイロ大学を卒業した人はどこに就職するのですか?」と聞いたところ、やはりツアーガイドであったり、ホテルであったりと観光業が多いそうです。
公務員にならないんですか?と聞いたら既にいっぱいで新たな就職口がないとのこと。
信じられないですね。
また、彼はエジプトでは国立大学が頭が良く、私立大学はあまり頭が良くないと言っていたので、日本では私立大学でも頭がいいところが沢山ありますよ、といったらとても驚いていました。

またツアーガイドのライセンスカードを見せてもらいました。

なんと手書きで名前や登録言語、登録地等が書いてあり写真はホチキス止めをしています。
またラミネート加工だけでそのカードが閉じており、正直簡単に偽造できそうです。
国家資格でこれとは・・・これにはびっくりしました。

粗末な椅子とテーブルしかない地元っ子がくるようなレストランだったためジュースやフルコースディナーを食べて2人で30ポンド(日本円で約600円)でした。
やはり庶民のレストランは安いんですね。
その後ホテルにすぐ戻り、寝ることにしました。

そこで、みーちゃんにも大変な腹痛が襲います。
極度の下痢がはじまりました。
日本の正露丸は全く効きません。

恐らく先ほどのレストランの食事がきいてしまったのかもしれません。
どうやら昼間食べたチキンが当たったのと、気候の変化に伴い水を大量に飲んでいたためお腹を下したようなのです。

本当にいたい。
立ってられないほどです。
みーちゃんも夜中トイレとベットを往復する生活になり、旅の中で最悪な夜を迎えてしまいました。