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エジプト旅行

エジプト最後の日

本日で長かったアテネ・エジプト旅行が終了します。日本に帰る嬉しい気持ちと現実に引き戻される悲しさが入り交じった複雑な心境の1日が始まりました。

【赤のピラミッド・屈折ピラミッド】

本日の予定は赤のピラミッドと屈折ピラミッドです。
両方とも近くなのでまとめていくことにしました。
メンフィスはみーくんによるとラメシス2世の銅像が横たわっているだけとのこと、それならば今回はパスでいいね、ということでコースからは外しました。

早速ホテルにでてからタクシー交渉です。
ホテルのボーイが、「僕はいいタクシーを知っているよ」というのでそのタクシーと交渉することにしました。
値段はサッカーラまで80ポンド、もう少し遠いので90ポンドくらいと思って交渉をスタートしました。

そうすると相手は110ポンドを境に全く引いてきません。
逃げようとするふりをしても全く引きません。ふたりとも相当遠いということを実感し、110ポンドで話をまとめました。
やはり昨日ガイドさんがいっていた”サッカーラまで80ポンド”というのは相当安く値切れたというのは本当なんですね。

まず運転士が向かったのはガソリンスタンドです。
やはりガソリンをいれないといけないほど遠いのね。。。と思い旅はスタートしました。
エジプトでガソリンはフルサービスのみです。
日本ではやりのセルフなんてありません。
しかし間近で見ると窓をふくサービスもなければ、灰皿を掃除している風にもみえません。。。
どこがフルサービスなんでしょうか。
まあ、ここはエジプト、いいとしましょう。


それからタクシーに乗ること約1時間、見えてきました、
赤のピラミッド。周りは砂漠だけで水も売っていません。
勿論トイレもありません。
ツーリストポリスしかいないという珍しい場所なのです。

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蛇足
ダッシュールは砂漠の中にぽつんとあり、水を売っている場所はありません。
見学に行く際は水をお忘れなくお持ちください。

赤のピラミッドは真ん前に大きく見えますが、中に入るための入口がものすごく上にあります。
あそこまで歩いていけと言うことなのですね。。。
せっかくなので中に入ることにしました。
中は写真可能だそうで、入口のおじさんが私たちの写真を撮ってくれました。

中は狭く、直径1m位しかありません。
またメンカウラーピラミッドに比べて中が長い!すれ違いが困難な程狭い中を一生懸命歩いていきました。
私達は日本人だからまだいいですが、これがアメリカ人や西洋人のジャイアントピープルは果たして中に入れるのでしょうか?

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中は4月の時点で相当蒸し暑いため、夏に入るときっとサウナのようなんでしょうね。
戻ってきたところで、みーちゃんは下にいるツーリストポリスと話をしています。
どうやら彼は日本語を勉強していて通じるかどうか試したかったようです。「おはよう」「こんにちは」とかいっているのが聞こえます。

みーちゃんがアラビア語で返したら予期していなかったらしく腰を抜かしていました。
日本語は現在エジプトで人気のある言語のひとつで勉強している人も多いそうです。

またラクダに乗ったツーリストポリスがいたので写真を何枚か撮らせて貰いました。
とても親切な人でここを触ったらラクダは怒らないとか写真はこの位置がいいんじゃないかとか、サービスはなかなかなものです。

数枚写真を撮らせて貰ったところで声には出しませんが、明らかに「お金くれ」とせがむサインをしています。
昨日ガイドさんにツーリストポリスは観光客にお金を要求してはいけないと聞いたばかりなのに・・・

残念ながらすべてでは徹底されていない模様です。
親切にしてもらったので、場の雰囲気を壊すのも嫌だったため10ポンドを渡してさっさとその場を去りました。

その後、屈折ピラミッドの側まで行きました。
屈折ピラミッドは現在修復中で側に寄ることができないそうです。
タクシーで近くまで行き写真を撮り、その場を後にしました。


暑いせいかたった2つのピラミッド往復だけで疲れてしまい、ホテルで休憩を取っていました。

その後、明日のイスタンブールで飛行機の待ち時間が12時間もあるため、同行者は既にイスタンブール市内観光のプランを練っていました。

その時に「みーちゃん、午前中だけの半日観光プランがあるよ」とガイドブックを見ながら言ってきました。
慣れない土地での限られた時間での滞在だったため、みーちゃんも賛成、すぐにその旅行会社に電話して明日の観光の予約を取ることにしました。

ホテルのフロント横電話専用ブースに行き、みーちゃんが何やら交渉を始めました。
どうやら明日、イスタンブール空港から2人をピックアップしてくれるそうです。
みーちゃんは「とても朝早くつくので(6:00到着予定)それは難しいのでは?」と相談ところ、たまたま他のお客を見送りに朝早く空港にいく予定があるため、20ドルかかるけれど必ず迎えに行くと私たちを信頼してくれ、車の手配をすると言ってもらいました。

みーちゃんは明日の待ち合わせ場所などの詳細を聞き電話を切りました。
その後部屋に戻ろうとしました。
そうしてすれ違った人にみーちゃんは足を止めました。

なんとこのエジプト旅行をすべてガイドしてくれたあのツアーガイドさんが私たちの目の前にいるではないですか!!

「こんにちは」と挨拶をしたら、今別のお客さんの仕事が丁度終わったので私のアパートに来ないかと誘いを受けました。
断る理由もないし、二人とも電話だけに降りてきたつもりだったのでたいした荷物も持たず、言われるがままガイドさんのアパートに向かいました。

ガイドさんの話によると、1週間位を目安に各旅行会社のツアーをガイドしていて毎週アスワン・ルクソールに行っているそうです。

本日から彼は新しいツアーをガイドしていて、明日は早朝からアブシンベル神殿に行くそうです。
はあ、あの神殿毎週行ってるんだ・・・
そりゃどこにトイレがあるとか完璧にわかってるはずだわな、なんて心の中で思いガイドさんの自宅に向かいました。

約10分位で到着、アパートの2Fにある彼の家はそれは質素なものでした。
ベットと少しの家具そして小さいベランダというシンプルな作りで、ツアーガイドと言えば高給取りと聞いたのに二人とも「へえ、思ったより質素なんだね」なんて日本語でこそこそ話していました。

「何が飲みたい?」と言われてセブンアップとコーラをリクエストしたところ、彼は外にでて買いに行き、瓶をもって戻ってきました。

その後テレビを見るとアラビア語版セサミストリートがやっています。
みーちゃんは目を大きくして見ています。
どうやら彼女のアラビア語知的レベルはセサミストリート(子供)レベルなようで、「さあ、みんなで一緒に繰り返しましょう。1,2,3・・・」数字をアラビア語で数えるのもみーちゃんは一生懸命声に出して繰り返しています。

それを見てガイドさんは「子供、子供!」と笑い転げていました。

しばらくするとみーちゃんはトイレを借りたいといってトイレに行きました。

しかし、一般の家のトイレの使い方がわからずみーちゃんはとまどっていました。どうやら紙がなく、黒いホースが便器から出ているだけでどうやってつかっていいのかわからなかったそうです。

蛇足
エジプトの家庭にお邪魔する機会があれば是非ポケットティッシュを持って行ってください。
トイレットペーパーはありません。

トイレの帰りにみーちゃんはキッチンをじーっと見ています。
そこには1つの鍋と小さなやかんしかありません。
電子レンジもありません。
このガイドさんは独身で、料理は全くしないそうです。

基本的にエジプトでは男性は料理を全くしないため料理の作り方は全くわからず、独身男性は毎日外食しているそうです。
その後ガイドさんのお友達がやってきました。
どうやら英語の先生のようで、初めて間近に日本人を見たといっています。

あまりにも興味深かったのでしょう、いろいろ質問をされました。
「自衛隊をどう思うか」「街中で日本人に会ったときどういえばもっとも喜ぶか」「日本人は何か好きか」とか質問は次々と出てきてあっという間に時間が過ぎてしまいました。

私たちは今晩12時に日本に帰ることになっており準備もしていなかったため、あまり長いすることもできずその場を去ることにしました。
ガイドさんはとてもなごりおしそうな顔で私たちを見送ってくれました。
私たちは日本での再会を約束してその場を後にしました。

12:00。
ついにホテルをチェックアウトし、カイロ空港に向かいました。
もう体がすっかりエジプト時間のため眠いだけです。ライトバンの中で寝て、無事空港に到着しました。

そこにはいつもの現地エージェントの人が待ってくれていて、出国カードの記入を手伝ってくれました。私たちは良い思い出を作ってくれた彼に感謝し、空港へと中に入っていきました。

その後duty Free shopでクレオパトラタバコとスフィンクスの写真の入ったマカダミアンナッツ、紅茶を買いその場を後にしました。

また、両替をしようと銀行の前に並んでいましたが、店員が現れません。
15分待ちましたがいなかったため、エジプトポンドの両替をあきらめ飛行機に乗りました。

蛇足
エジプトポンドが必ず空港で両替できるとは限りません。
ホテルでドルに再両替できるならしておいた方が無難です。

イスタンブールに着くと朝のせいかひっそりしていました。
さすがイスタンブール、近代的な世界に戻ってきました。空港で一応両替をしようとエジプトポンドを出してみました。
そうしたら、「ふんっっ」といった態度で両替を断られました。

やっぱり、、、ね。

仕方ないので、日本円を出すとすぐ両替してくれました。
やはりジャパンマネーは強いですね。。。

その後、入国し到着ロビーで待つこと10分、迎えは来ません。
みーちゃんは「どーする?」と少し諦めモードでいたところ、
空港放送で「Ms.みーちゃん インフォメーションまでお越しください」と館内放送が流れるのです。

初めて空港で呼び出しを受けた私たちはすぐに向かうと、例の旅行会社の迎えが待っていてくれるじゃないですか!
素晴らしい。
彼らは遅れたことに対し、本当に申し訳ないと丁寧に謝られてすぐに車に乗りました。

二人ともエジプトが長かったためか変なことに感動します。
「うわー道が舗装されているよ!」「ワイパーがまともに動くよ!」とかあまりにも当たり前なレベルで感動しまくっていると30分程で市内に到着、9時のツアー出発まで車で待っていて欲しいと言われました。
我々はとても眠かったためすぐに寝てしまいました。
快適な眠りを提供してくれてすっきりした後、ついに半日観光です。


まずはオベリスクを見にいきました。
このオベリスクはエジプトのカルナック神殿から来たそうです。

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我々はエジプトの国境の近さを思い知ると同時に、今まで見てきたオベリスクがこのような形で外国で活躍していることになぜか誇りを感じました。

その後はブルーモスク見学です。

ブルーモスクはエジプトのモハメッドアリモスクをよりきれいに大きくしたようなモスクでとてもきれいでした。
その後美術館を見学し、モスクと教会が混じったとても不思議な建物でした。もともとはキリスト教がトルコであったのがイスラム教徒なりそれが融合した世界的に珍しい建築物です。


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その後はグランバザールに行き、終了。
グランバザールはいろいろな買い物がありましたが、我々は疲れていたため興味を示さず、しばらく歩いてからすぐに空港まで戻りました。


カイロからイスタンブールへと来たとき、すごい時代の差を感じました。これが国力の差なのだろうか・・・わずか数時間しか離れてないのに・・・・

そんな思いをいだきつつ空港に戻り、日本へと旅立ちました。