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エジプトのコプト教徒

エジプトというとイスラム教のイメージが非常に強いが、実は人口の1割はコプト教といわれる、イスラムの原始の一派であるクリスチャンの存在がある。

今日1月7日はコプト教でのクリスマスに当たり、数年前から国の共同政策のために休日になった。

 

普段街中を歩いているとものすごいイスラムチックな格好をしているか、十字架を胸にぶら下げている人以外はイスラム教徒なのか、コプトの人なのかはっきりと分ることは希である。

私は今まで何人もコプト教との人に会って、話したことがあるが、彼らは別にイスラム教を敵視しているわけでも全くなく、むしろお互いを尊重している印象がある。

それが彼らにとって大多数を占めるイスラム教徒内で生きていく知恵なのだと私個人は感じている。

 

しかし、エジプトでのコプトの人はクリスチャンといっても風習は独特の印象を受ける。

彼らは断食をする。断食といってもあの飲まず食わずのイスラム風断食ではなく、動物性のものを食べない(ミルク・肉等)という断食で期間は55日間にも及ぶ。

こういった風習を見ると、クリスチャンでも若干違うなあ???と思ってしまう私がいる。

でも、基本的にはとてもいい人達である。格好も人によってはこの国でもミニスカートや半袖なんて着ていて、時々私がどきどきしてしまう事もある。胸のあいてる服だって来てる人もいる。

 

少数派故に共有し、かつ尊重しあって生きる。

なかなかこのような生き方は難しいと思うが、このエジプトでコプトの人に接して、そうやって生きていく上での重要性が少し分った気がする。

日本では大多数以外のものを排除しようとする動きは比較的強いと思うが、こういった精神が少しでもあるというのはやはり人間として重要だなあ、と思った私だった。